今回はCVR(コンバージョン率)を上げる LP (ランディングページ) の構成要素についてご紹介していきます。
LP (ランディングページ)とは
そもそもLP(ランディングページ)とは
特定の目的や目標に向けて設計された、単一のウェブページのことを指します。通常、広告キャンペーン、マーケティング活動、製品・サービスのプロモーション、イベント参加などの特定のコンバージョンを達成するために使用されます。
簡単に要約すると
訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長レイアウトのページです。
LP の主な特徴や目的
- 特定の目的を持つ
LPは、明確な目的を持って作成されます。例えば、商品の購入、無料トライアルの申し込み、メール購読など、特定の行動を促進するために利用されます。
- 広告やメールリンク先
広告やメールのクリック先として使われることがあります。これにより、広告やメールの効果を最大限に引き出すことができます。
- CTAボタン(アクションを促すボタン)がある
LPには通常、目標達成に向けての具体的な行動を促進するためのCTAが設置されます。例えば、「今すぐ購入」「無料トライアルを開始」「メール登録」などがあります。
- 訴求力のある要素
強力な見出し、説得力のある画像やビデオ、特典や利点の強調など、訴求力のある要素がランディングページに組み込まれることが一般的です。
LPのざっくりとした構成もみておきましょう。
- ファーストコピー(見出し)
- ボディーコピー(本文)
- クロージングコピー(結論)
となります。
ここからは各項目においてのポイントについて見ていきます。
ファーストコピー(見出し)
ファーストコピー(見出し)は、訪問者の注意を引きつけ、興味を惹きつけるために極めて重要です。
「訪問者がそのページに辿り着いてから最初の3秒が最も重要でユーザーはその間にそこに留まるか離脱するかを判断する」とも言われています。
その為、ユーザーの期待に応えられるサービス・商品かどうかを一言にまとめる必要があります。
- オファー(商品名やサービス)を示しているか
- 権威性を示しているか
- 成功する結末を示しているか
- つい読みたくなる情報があるか
- お得感はあるか
- 最新の情報であるか
下記は、ファーストコピー(見出し)を考える際のテンプレートと例文になります。オファーや権威性、ベネフィットなど伝えたいことを明確にし、興味を惹きつけます。
テンプレート | 例文 |
---|---|
{対象}のための{サービス} | 個人事業主のためのWEB集客講座 |
{権威者}が監修!必ず行うべき{施策} | 中小企業診断士が監修!必ず行うべき起業前チェック項目 |
{行動}で{成功する結末}を支援します! | 保守運等サポートで問い合わせ率向上の支援をします! |
{成功する結末}がかつてないほど簡単に | WEB集客がかつてないほど簡単に |
ボディーコピー(本文)
ボディーコピー(本文)では、提供するサービスや商品の特徴やメリットを、説明していきます。
ファーストコピーで伝えている内容が本当だということを納得してもらうための役割も担っております。
- 悩みや課題を訴求しているか(こんなお悩みはありませんか?)
- 悩みを解決できる理由を示しているか(その悩みや問題をどう解決できるか)
- 成功する結末を詳しく示しているか(解決したあとどうなるか)
- 信憑性はあるか(実績、お客様の声)
- 今すぐ買わなければいけない理由はあるか(特典、期間限定)
伝えたい相手をしっかり意識して書くことが、とても大切です!
クロージングコピー(結論)
クロージングコピーはページの最後に配置されるコピーで、読者に最終的な行動を促す役割を果たします。
ユーザーに対して、サービスや商品を購入したり、フォームに記入して情報を提供したり、特定のアクションを実行することを促すための重要なセクションです。
- 商品の利点を改めてアピール
- 購入後の流れやお申し込みの流れ
- 今すぐ買わなければいけない理由はあるか(特典、期間限定)
- 行動喚起を示しているか(今すぐ予約する)
最後の文章で、ユーザーの背中を押してあげれるようにしましょう!
まとめ
どれだけ、製品やサービスが良くても、LP(ランディングページ)が考えて作られていないと、その魅力を伝えられません。
CVR(コンバージョン率)を上げる LP (ランディングページ) の構成要素を知った上で、魅力が伝わりやすい文章、デザインを制作し、売れるLPを作っていきましょう!